知りたくなかった…あなたの好きなラーメン屋は業務用スープ!?
以前ラーメンの原価について記事を書きましたが、
最近のラーメン屋さんではスープを作らない店が増えているようです。
個人的にはあまり知りたくない事実でしたが、、、
今回はそんなラーメン業界の業務用スープについて調べてみました。
業務用スープって?
お店で作らずに、工場から仕入れたスープ
いわいるインスタントのスープのことです。
缶に袋詰めされたスープを、お湯や出汁で薄めて使います。
実はこれかなり主流で、有名店でも使われているようです。
原価は手作りスープより約10分の1以下!?
以前の記事でラーメンのスープは約100円程度の原価と書きましたが、
業務用スープの場合その10分の1程度のコストでスープが作れちゃうんです。
スープを作る手間もだいぶ減るので作業効率もグンとあがります。
大量に仕入れても保存が効くため便利という話もあります。
味はどうなの??
結局大事なのは味ですよね。コストがかからなくても
美味しくなければ意味がありません。
お店で作ったスープに引けを取らない美味しさ
インスタントのスープと聞いてしまうと、そんなに美味しくないのではないか
と考えてしまいますが、実はかなりレベルが高いです。
その店で自家製のタレや出汁と混ぜて使う場合も多いため、
普通にしてたら気付かないと思います。
種類は何があるの?
メジャーな醤油・塩・味噌だけではなく、トンコツや鳥白湯、
タンタンメンや煮干しまでなんでもあります。
おそらくどんな種類のスープもあるといえます。
ちなみにチャーシューやメンマ、煮卵まで業務用が存在します。
オリジナルスープを依頼できるところも
業務用スープを販売している工場では、一般的なスープとは別に
その店独自のスープに関しても、依頼して作ることができる場所もあります。
一般的なスープよりは割高ですが店で作るよりコストも手間もかからない
という場合があるようです。
使っているお店の見分け方
やっぱりスープからこだわっている本格的なラーメンを食べたい!
という方のために見分け方をいくつか紹介します。
①においが全然しない
やはりスープは材料を煮込む必要があるためどうしても
においが出てしまいます。業務用を使用しているところは、基本的にお湯や
出汁で薄めるためなだけそこまでにおいはしません。
②厨房が見えない・寸胴がすくない
たまにカウンターの仕切りがやたら高く厨房が見えないところがあります。
また見えていても寸胴が一つしかないのに何種類もスープのメニューが
あるところは業務用を使っている可能性が高いです。
③どこかで食べたことがある味
違うラーメン屋でも同じ業務用のスープを使っていれば同じ味になります。
上の二つに当てはまるお店が近所にあるのですが、そこのつけ麺は
セ〇ンイレ〇ンのつけ麺のタレ(魚介+ゆず風味)と同じような味がしました笑
(ちなみに最近のコンビニの冷凍食品は半端なくうまいです。)
まとめ
自分の好きなラーメン屋も当てはまるかも、、、という方は多いと思います。
しかし、下手店でスープを作るより業務用の方が美味しいという場合もあります。
また大多数のラーメン屋が業務用を使っているので、そういうもんだと思った方が
いいかもしれません。
そんなの嫌だ!という方は見分け方を参考に探してみてください。